経済性・社会性・個人性を考える

今の仕事以上にやりたい仕事ってありますか?私はずっとやりたい事があるから、生活を支えるための仕事を頑張ってきました。ある本に、『やりたい仕事と向いている仕事は違う』とありました。そうなのかなあ~とずっと考えています。

仕事を選ぶ際に何を優先して考えていますか?
興味や適正ですか?キャリアアップした資格ですか?給料の額ですか?環境ですか?
考えることはたくさんあります。

確かに生活をするために働くことが一般的で、自分のやりたい仕事とは違っている方が多いです。「やりたい事=自分の仕事」を実行している幸せな人も、好きでやってみたけど仕事となると案外楽しくない!という人もいるかもしれません。

また「やりたい事=稼げる」であればもっと幸せでしょうが、自分のやりたい事は「稼ぐ」ということとは縁遠いことの方が多いです。だから一般的にやりたいやりたくないに関わらず職業を選び、その為に資格を取り就職をしてせっせと生活費を稼いでいます。

職業・職種を選ぶのには『三つの要素』があります。どれを大事にして選ぶかで職種が違ってくると書かれていました。三つの要素はそれぞれ独立しているのではなく、互いに影響しあっているとも考えられます。

◆その一つが「経済性」、生計をたてるために収入を得るということ。

◆その二つめが、「社会性」、社会に参加することで社会の中の役割を担うということであり、社会に貢献することを考えることでもあります。

◆さらに三つめが、「個人性」、個人の人生の目標や生き甲斐を充実させること。

独立して1人で生活をしなければいけない場合、自分で稼がなければいけません。生活費を稼ぐにはどうすればいいか。企業に就職することで自分の能力や知識を企業に提供しその見返りとして給料という形でお金をもらうことです。考えてみると自然に三つの要素が入っていることが分かります。